香誓人物録
アゼル
物語開始時点|大序章「迎暦協議評定」
神殿の審問部長として、「審眼の座」に就く人物。
大主座の左手から香塔席へ視線を向け、冷えた気配だけで評定の緊張を深めます。
この頁は大序章「迎暦協議評定」までに明かされた情報を中心に構成しています。
外見
- 髪
- 黒に近く、灯や月光を受けると深い紫を帯びる紫烏色。 硬質で細い束感があり、長い前髪と横髪が目元から頬へ影を落とす。
- 瞳
- 黒紫を思わせる紫烏色。 神殿の静寂を映すような、厳粛で冷たい眼差し。
- 体格
- 身長183cmの中肉。 直立姿勢を崩さず、長衣の内にも訓練された体の線を保つ。
- 印象
- 清潔に整えられた姿と、隙のない所作。 神殿の規律をそのまま人の形へ移したような、張り詰めた印象を残す。
装い
審問部の部門色「焦紅」に、黒金の縁取りを重ねた正装長衣。 金糸の「炎と秤」が大きく描かれ、暗い外套の裏には鮮烈な紅を隠す。
暗銀の織り帯と、黒に近い外套が動きを抑え、 異端を審く「審眼の座」の位を、声より先に示す。
佇まい
大主座の左手に座し、香塔の天文監へ静かに圧を向ける。 初登場では言葉を発さず、底冷えのする気配だけが、 評定殿の空気と人々の呼吸をわずかに硬くする。
宿香
黒檀冷香
黒檀の重厚さに、冷えた静けさを重ねた香り。 甘さへ寄らず、審きの場へ境界を引くような硬い余韻を残す。
この時にいた場所
グランメル王国
王都アストリア
王宮 詔庁庭
評定殿
椿静月二日 桔梗陽(十刻)
この時点での記録
- 名
- アゼル=マルケイン
- 年齢
- 35歳(この年に36歳)
- 立場
- 神殿 審問部長/審眼の座
- 役目
- 神殿の審問を担い、 規律と審きの側から評定の行方を見定める。
審眼の座
底冷えのする気配が、天文監へ静かに圧をかけていた。
初登場
大序章「香の呪縛」
迎暦協議評定
香塔・神殿・王権、調停の楔、旧ノクタリアの残響