香誓人物録

ルシア

物語開始時点|大序章「苺色の瞳」

第二夜《星語》の前室で、イリオスとともにアルディスの左右へ控える女性騎士。
儀礼を妨げず、護衛の均衡も崩さぬまま、音もなく持ち場を守る。

この頁は大序章「苺色の瞳」までに明かされた情報を中心に構成しています。

薄灰色の短外套を纏い、蒼灰色の瞳を向けるルシア
物語開始時点の姿|大序章「苺色の瞳」

外見

髪
冷静な輝きを持つ灰金色。光を受けると、仄かな温かみを帯びる。肩にかかる程度に切りそろえ、戦闘時は機能性を優先し、儀礼時は後ろで束ねて整える。
瞳
蒼灰色。曇天の静けさを宿し、護る対象へ向けた時にだけ柔らかな光を見せる。
体格
アルディスより一回り小柄だが、女性としては高めの身長。無駄なく引き締まり、素早く正確な動きに適した体躯。
肌
淡い黄みを帯びた薄香の肌。日焼けが重なり、実務に立つ騎士らしい健康的な強さを感じさせる。
印象
清楚で実用的。言葉や足音を重ねず、必要な場所へ正確に立つ静かな護衛。

装い

革製胸当てを基調とした、儀式に配慮した軽装。

儀式随行時は薄灰色の短外套へ継紅の縁取りを施す。軍務府制式剣の鞘には銀糸の星紋。革靴には軽い鉄具を備え、足音を抑える騎乗仕様となっている。

所属と役割

王太子軍・直衛隊。儀式や王宮儀礼の際、王太子アルディスに随伴し、護衛を担う女性騎士。

宿香

霜銀香

冷ややかな銀と薄氷を思わせる、騎士の律と守護を宿した香。

この夜にいた場所

グランメル王国王都アストリア王宮北中庭《誓泉の間》前室

この時点での記録

名
ルシア=ハルデン
年齢
26歳(香暦1523年時点)
所属
王太子軍・直衛隊
役割
儀式・王宮儀礼時の王太子随伴と護衛
立場
王太子の直衛として、儀礼への配慮と軍事的な守りを両立する女性騎士。

この夜の記録

  • 第二夜《星語》の前室で、イリオスとともにアルディスの左右へ控えた。
  • 聖女選定局の人々が待つ張り詰めた場で、音もなく持ち場を守った。
  • クレヴァンが組んだ布陣の一人として、軍事的な守りと儀式への配慮の均衡を保った。
  • 最後の候補セラフィナが現れ、アルディスと初めて瞳を合わせる瞬間にも、その傍らにいた。
儀礼を乱さず、守りを緩めず、
必要な場所へ静かに立つ。

初登場

大序章「香の呪縛」
苺色の瞳

冷えた石、革手袋の音、鐘の余韻、苺色の瞳が継紅を映す