香誓人物録

星冠台の少年

物語開始時点|大序章「星読と香ひらきの夜」

『香誓の王国譚』の物語のはじまり。
北の辺境、セヴェラン砦の星冠台で、 双子星 タウライア の変調を読んでいた少年です。

この頁は大序章第一話「星読と香ひらきの夜」までに明かされた情報だけで構成しています。 名前と詳しい立場は、まだ伏せています。

星空の下、星晶を嵌めた杖を手にする星冠台の少年
物語開始時点の姿|星冠台の夜

外見

髪
濡羽色。 右目を隠すように、無造作に流している。
瞳
見えている左目は紺碧。 暗がりでも、星明かりを拾うように強く見える。

装い

漆黒の外套。 袖口や縁には、紫糸の細工刺繍が施されている。

装備

水晶の杖頭に 星晶 ほししょう の珠を嵌めた、長い黒檀の杖。

星の光を拾い、香煙を乱さず、 夜の座標を映す「代わりの星盤」として使われている。

宿香

夜金香 やきんこう

甘く、重い香。

桂と乾いた草の匂いを塗り替えるように、 星冠台の冷たい夜へ鋭く立つ。

この夜にいた場所

グランメル王国 王太子領北の辺境 セヴェラン砦 星冠台

この時点での記録

名
この時点では、まだ明かされていない
年頃
少年
身長
155cm
体格
小柄で、まだ少年らしさの残る体つき

この夜の記録

  • 香煙を幾層にも分け、 その向こうに双子星を透かしている。
  • 並んで輝くはずの双子星に、 わずかな光の差を見つけた。
  • 星が示した変調を知らせるため、 薄紫の幻鳥を南西の王都へ送り出した。
  • 未来を決めつけるのではなく、 星が示す兆しを読み、 その先を選ぶのは人だと考えている。
「理由なんて要らないさ。
兆しは兆し。
読むか、逸らすか。
選べばいい」

本人より

「ねえ! なんで名前出してくれないのさ。
しゃべり足りないんだけど」

初登場

大序章「香の呪縛」
星読と香ひらきの夜

〈遠鐘、夜金と苺〉

香歴千五百二十二年
花忘月 三十日 薔荊陰(二十三刻半)