香誓人物録
セラフィナ
物語開始時点|大序章「星読と香ひらきの夜」
『香誓の王国譚』の物語のはじまり。
王都アストリアの神殿島で18歳の成人の刻を迎え、
生まれたときからともにあった苺香を、
成人の宿香としてひらいた少女です。
この頁は、物語開始時点の外見・香・仕草と、 香ひらきの夜までの記録で構成しています。
外見
- 顔立ち
- 丸みのある可憐な顔立ち。 幼すぎる印象ではなく、神秘的な透明感がある。
- 髪
- 白金から淡紅藤へ移る色。 しっとりと重みのある絹のような直髪で、 胸元を大きく越え、腰の手前まで届く。
- 前髪
- 目元を隠さない、やわらかな斜めの前髪。
- 瞳
- 苺色から桃金を思わせる色。 感情や香に呼応して光の強さが変わり、 涙を含むと虹彩が揺れるように見える。
- 肌
- 薄桜色。 日差しに弱く、血色が表に出やすい。
- 傷
- 右膝の横に、細い線のような傷がある。
装い
香ひらきの夜は、やわらかな白い寝衣。
色や飾りを重ねるよりも、 髪と瞳、苺香の色が静かに浮かぶ装いです。
装身具
左手首に、 愛馬ソレイユのたてがみで編まれた細い腕輪を着けている。
この夜に受け取ったばかりのもので、 不安なときに触れると、少しだけ心が落ち着く。
宿香
苺香
生まれたときから、セラフィナとともにあった香。
18歳の成人の刻を迎えた夜、 成人の宿香としてひらいた。
仕草
- 左手
- 不安なときや心を落ち着けたいとき、 左手首の腕輪へ触れる。
- 髪
- 左側の髪を耳へかける癖がある。
この夜にいた場所
香ひらき
成人の刻まで、あと少し。
怖さを抱えながら鐘の名をひとつずつ追い、 自分の内からひらいていく苺香を、 初めて「わたしの香」として受け取った夜です。
この時点での記録
- 名
- セラフィナ=ラ・リュミエール
- 年齢
- 17歳(この年に18歳)
- 身長
- 約160cm
- 体格
- 華奢で、薄くやわらかな体つき。 胸元の起伏も控えめで、体つきそのものより、 髪や瞳、香、仕草が目を引く。
この夜の記録
- 成人の刻を待ちながら、 香ひらきを告げる鐘の名をひとつずつ追った。
- 不安を覚えるたび、 左手首のソレイユのたてがみの腕輪へ触れた。
- 鐘の名と重なるように、 心や香、身体の内側の感覚が少しずつ変化していった。
- 生まれたときからともにあった苺香を、 成人の宿香として迎えた。
始鐘から聖鐘まで。
鐘の名に呼応するように、
セラフィナの心と苺香は、
段階を追ってひらいていった。
本人より
「生まれたときから一緒の苺香ですが、
鐘の名前を追ううちに、わたしの心も香も
少しずつ変わっていって……不思議でした」
初登場
大序章「香の呪縛」
星読と香ひらきの夜
〈遠鐘、夜金と苺〉
香歴千五百二十二年
花忘月 三十日 薔荊陰(二十三刻半)