香誓人物録

テオドール

物語開始時点|大序章「控えの間」

三儀式告知の典を待つ香姫たちの前へ、 清薄荷香とともに現れた神殿の選聖部筆頭司祭。
ざわめく控えの間を静め、 聖女候補の選別へ向かう百人を導きます。

この頁は大序章「香契の空白」までに明かされた情報を中心に構成しています。

神殿の白と金の儀礼服を纏い、胸元の香符へ指を添えるテオドール
物語開始時点の姿|大序章「控えの間」

外見

髪
柳色に金を交えた緑金。 肩下までのやや硬い直毛を後ろで束ね、 式典では神殿式の編み込みを施す。
瞳
若葉色に金を宿す。 理知と冷静さを湛えた眼差し。
肌・体格
色白。身長182cmの長身で、 儀礼服を端正に着こなす。
印象
やわらかな物腰の奥に、 祈芽の座としての静かな威厳がある。

装い

白を基調に金糸の意匠を重ねた、 神殿の選聖部筆頭司祭としての儀礼服。

肩から長い礼衣を垂らし、 祈芽の座として百人の香姫の前に立つ、 静かな威厳を備えた装い。

身につけているもの

胸元に、神殿の香符《アミュレット》を下げている。 祈るときや考えを整えるとき、 長い指でそっとなぞる癖がある。

宿香

清薄荷香

清らかで澄んだ薄荷の香。 多くの香が重なる場の熱を静め、 揺らぎを小さくしていく。

宿香を寄せた時と場所

グランメル王国 王都アストリア 神殿島 第三姫寮環 大広間・控えの間 椿静月一日 梅光陽(七刻半)

この時点での記録

名
テオドール=ルーヴェン
年齢
36歳(この年に37歳)
立場
神殿の選聖部筆頭司祭(祈芽の座)
役目
聖女候補の選別を司り、候補者たちを支える。 書面に欠けた香契印を見落とさず、 セラフィナ本人の意思を確かめる。

この人物が見える場面

香契の空白

本人の意思を示す印

父ダリウスから届いた聖女候補辞退の書面に、 セラフィナ本人の香契印がないことを見落とさず、 権威ある書面より先に本人の望みを問いかけます。 テオドールの役目と静かな強さが見える場面です。

本人より

「あなた自身は、どう望まれますか。心から辞退なさりたいのですか」

初登場

大序章「香の呪縛」
控えの間

白檀の薫り、ざわめく絹音、苺香の滲み