初登場紹介|大序章

リ・ヴァリエール侯爵夫妻

エドガー「祝宴」
〈列礼のざわめき、黄金沈香と薔薇香、白檀の芯〉

侯爵夫人「薔薇の祝宴」
〈香光の薔薇輪、黄金の影、棘ある聖女〉

この頁の人物エドガー=リ・ヴァリエール侯爵/リ・ヴァリエール侯爵夫人

王国の侯爵七家に数えられるリ・ヴァリエール家。
夫妻は同じ祝宴の場で、それぞれ別の視点人物の前に姿を見せます。

父は王太子アルディスへ、母は赤薔神の聖女エヴァリエへ。二つの初登場から、家門の務めと娘ルセリアを支える親の顔が見える場面です。

時椿静月 二十六日
椿静陰(十三刻)
場所王都アストリア 王宮
大広間

大序章60話「祝宴」の記録

エドガー=リ・ヴァリエール侯爵

初登場|大序章「祝宴」

夫妻の人物録を開く

王への挨拶を終えた列から進み出て、星結まで歩んだ娘ルセリアへの無念と誇りを言葉にします。花宵で初めて社交の場へ立つ娘を「視界の端にでも」とアルディスへ託す願いは、取り立てを求める言葉ではありません。

家門の言葉に残る、父のぬくもり

侯爵家の将来を見据えながら、娘がこれから立つ場所を案じる。儀礼の言葉に整えられていても、その奥には、娘なら輝けると信じる父の思いがあります。

大序章61話「薔薇の祝宴」の記録

リ・ヴァリエール侯爵夫人

初登場|大序章「薔薇の祝宴」

夫妻の人物録を開く

令夫人たちの輪から進み出て、赤薔神の聖女となったエヴァリエへ祝意を伝えます。星結まで至りながら選ばれなかったルセリアについて、結果だけでなく、これから本人が選ぶ道へ目を向けます。

親として、ただ支える

娘の悔しさも努力も覚えたまま、その先の道を受け止める母。その一言はエヴァリエに、自分が得られなかった「誇りと支えの手」を思わせます。

二つの初登場をつなぐもの

聖女誕生の祝宴

椿静月二十六日王宮 大広間侯爵七家リ・ヴァリエール家ルセリア星結までの歩み花宵王太子アルディス赤薔神の聖女エヴァリエ家門の務め親として支えること